バラの花車を使い、実際にバラの花を活けたものです。
バラは、バラの花箱にオアシスを入れて活けてあります。
実際の花は、造花とは異なり重量があり、しかもオアシスには水を含ませていますので、花車にかかる荷重が大きくなります。花車を保護するため、車軸の下に、支え台を置いています(ブラックウォールナットから製作)。
全長約20cmの花車で、床は7cm × 5cmくらいなので、当初は小さな花(ミニバラ)限定かとも思いましたが、実際に載せてみると、轅なども含めた花車の長さ・大きさが、より中型サイズのバラの花ともよく調和することに気づきました。大きめに盛ってもバランスは取れていると思います。
ニュー・ドーン アプリコット・ネクター エブリン グラハム・トーマス ファンタン・ラトゥール
2016年
この花の組み合わせは、花車の素材と同じです。つまり、この花車が剪定材で製作されていて、バラの樹木本体からまた花が咲いた、という証となります。
New Dawn / Apricot Nectar / Evelyn / Graham Thomas / Fantin-Latour
These roses are the same plants which provided the rose wood materials of the rose hanaguruma.
アプリコット・ネクター スパニッシュ・ビューティ L.D.ブレスウェイト エブリン グラミス・キャッスル
2016年
私にとっての初めてのバラの生け花です。
Apricot Nectar / Spanish Beauty / L.D.Braithwaite / Evelyn / Glamis Castle
アプリコット・ネクター L.D.ブレスウェイト
2016年
Apricot Nectar / L.D.Braithwaite
エブリン エグランティン クロード・モネ
2016年
Evelyn / Eglantyne / Claude Monet
クロード・モネ エブリン 2016年
Claude Monet / Evelyn
エブリン グラハム・トーマス 2016年
Evelyn / Graham Thomas
( 注 ) 額に入った絵は、木村正恒「薔薇婦人」 1994,1995
(Notes) Paintings : Masatsune Kimura “Madame Rose” 1994,1995