バラの花車の製作 7:車輪(4)

「バラの花車の製作 3」の設計図にもあるように、大羽を角度的に三等分し、内周部分は中央を残して両側に小羽が挟まる形にします。

下が、三等分線ケガキ用治具です。角度が微妙に合わず、何度か作り直しました。

これを使って、大羽に三等分線を引き、また別の治具を使って小羽と組み合わせる上辺の線をケガキます。

また、設計図をコピーしたものを型紙にして、残った材に小羽の形をケガキます。

このような状態になりました。

糸鋸盤を使って大羽に切り欠きを作ります。

 

同じく小羽を切り出します。

切り過ぎないように注意が必要です。

特に小羽は小さな端材からさらに切り出すので、材が暴れないようにしっかり押さえなければなりません。

糸鋸盤には、中央穴を小さくすることと、すべりをよくするために、ステンレス板を特注して載せてあります。
糸鋸刃も別にネットで取り寄せたものです。

糸鋸盤は、ウネウネとした振動(と音)はありますが、比較的に静かな機械だという印象です。
刃を交換することで、細かい作業から金属の切断まで使えますので、結構利用価値があるかと思います。ただきっちりとした直線や円を一発で切り出ことは難しいです(私にはできません)。

大羽を切り出したものです。

 

小羽も切り出して、14個ずつ部材が荒取りできました。

 

次回は、整形して輪にする工程を予定しています。

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