バラの花車の製作 8:車輪(5)

糸鋸盤で切り出した大羽・小羽は、やや大きめに切り出していることもあり、そのままではきれいに組み合わさりません。

そこで、角材に紙やすりを貼り付けたものを使って、整形・修正していきます。

部材同士をいろいろ組み合わせてみて、最もしっくりきそうな組み合わせを決め、さらに修正していきます。

垂直に注意しつつ、少しずつ修正していきます。

整形途中の状況です。部材に番号が振られ、組み合わせが決定されていることがわかります。

隙間なく組みあがるまで整形できたところで、接着して一体化します。

牛車の実車では、分解可能なところですが、細部まで実車を踏襲することは考えていませんので、ここは作業性と仕上がりを重視して接着して輪にします。

部分的に接着して大きな部材にして、最後に一体化させます。

基準平面として、強化ガラスの板の上での作業です。ガラス板は、手軽に高精度の平面が得られ、水洗いができるなど、扱いが簡便なので平面がほしいときによく用います。

接着作業のときは、はみ出したボンドをまめに水ぶきしてとってやるなど、結構忙しい作業となります。

最後に一体化した写真があるべきなのですが、撮り忘れてしまいました。

仮組みの写真の、隙間のなくなった状態、と考えていただければと思います。

 

次回は、旋盤を利用して、きれいなドーナツ状にしていく工程を予定しています。

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