バラの花車の製作 19:欄干(2)

欄干部と床板は、分離可能な構造とします。将来的に取替える余地を残しておこうと考えました。

接着後の欄干基部に、柱を立てるための穴を開けます。両端(四隅)がやや大きめです。

こちらは完成した柱材パーツです(中央の6本)。

床板上面に、欄干部固定用の袋穴を開けます。

下のように、対角線の2本の柱材(後に欄干基部に接着)で、欄干部と床板が結合される構造です。

柱材を接着します。板ガラスの上です。

プラ板を敷いて対角線の柱の突出しを調整します。

柱間の実寸に合わせて、欄干の横板(グラハム・トーマス)を整形完成させます。

欄干横板を接着します。

プラ板で隙間を合わせます。

欄干横桁を接着します。

マスキングテープは位置決め用です。乾燥後、はみ出したボンドを除去して木固めし、欄干部の完成となります。

このあたりは、強い強度が必要な場所ではない、と考え、木工用ボンドによる芋付け的な接着を多用しています。

 

次回からは、車輪と並ぶ花車のハイライト、轅の製作に入ります。

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