バラの花車の製作 20:轅(1)

今回から轅(ながえ)の製作に入ります。

なお、実際の製作過程では、いろいろな部分を並行的に作業していますので、必ずしも時系列的にこの順序(ある部分か完成してから次の部分に取り掛かる)でやっているわけではありません。

轅は、材料の関係(太い木材がないので余裕を持った木取りができない)から、左右それぞれを2つのパーツとし、床を載せる直線部と、軛へと伸びる屈曲部を別々に製作して結合する形としました。

ニュー・ドーンの枝です。

直線に近いところもあり、使えそうな屈曲部分もあります。木取りを十分に検討します。

上の定規付近の枝を切って、2本に分割します。木部に着色模様が入っている(材の外縁に近いところ)のは狙い通りです。これを轅の直線部に使います。
なお、下の画像の各材の中央部の赤茶色のところは樹心(髄)ですので、これがなくなるまで、ベルトサンダーで削ります。

ベルトサンダーで四角に製材します。

着色部を利用して変化をつけます。

 

次回は屈曲部の製作に入ります。

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